先日、クルミドコーヒーの影山さんから消費者的人格と受贈的人格
あなたのビジネスにとってお客様は目的でしょうか、手段でしょうか。

利益主義の会社はお客さんからできるだけ多くのお金をTakeしようとします。
そうするとお客さんも店側できるだけ多くをTakeしようという心理になります。
これは人間の中には消費者的人格と受贈的な人格の2つがあり、お客さんは自分たちの儲けの手段という気持ちで経営をしていると、お客さんの消費者の消費者的人格を刺激してしまい、お客さんの方もより店から多くをTakeしようと考えるようになるということです。
反対に店側がお客さんにできるだけ多くを与えようとGiveの気持ちの込もった対応をしていると、お客さんの中の受贈的な人格にスイッチが入り、「何かお返ししないと」という気持ちになります。
このGiveから始めるスタンスで、ターゲットを絞った経営を貫くことで成功を収めているのがクルミドコーヒーです。

要は人間は鏡のように対応するということですね。
これは人間関係にも言えることでしょう。
日頃から自分からGiveする気持ちで人と接していると、結果として様々なものが返って来る。
Giveから始める。これが共感を生み、ビジネスも人間関係もうまくいくコツの1つです。