京都大学百周年時計台記念館で行われた、Cube × GCFに参加してきました。
テーマは、①グローバルと②キャリア。
高校生〜社会人まで幅広い年代の人たちが100名以上集まっていました。
このロックでライブなイベントの印象に残った点をいくつかいくつか記載します。

1:上田先生のパワフルな場作りの力
Girls Media Band率いる上田先生の場作りの力は、今回も圧巻でした。
これまで参加してきたワークショップは、安心・安全な場が完成するまでに数十分の時間がかかることがほとんど。むしろ場が完成しないまま終了というケースももちろんありました。
しかし、Playfulという概念を提唱し、楽しみながら学習を促進させることを研究している上田先生の手にかかるとそれはもう一瞬でした。
あの場作りの力は是非自分達のワークショップやセミナーにも応用したいです。
そのために、もっとPlayfulという概念を学習しようと思いました。

2:登壇者のエネルギー
教育に関わる世界のフロントランナー達の話はやはり響いてくるものが多かったです。
何にでもチャレンジする精神や(やっぱり富士山は登らなきゃいかんと思いました)、
世界で自分の価値を分かってもらう人を見つけるための英語や起業という言葉、
そして何より彼らの生き方そのものにエネルギーを頂きました。

3:何を学ぶかより誰と学ぶか
”何をするかより誰とするか”というのは多くの経営者からも聞き、自分も色々な人と関わる中で、この理論はその通りだと実感しています。
学びも同じ。誰とやるか、です。
上田先生は、①Activity、②Tool、③Space、④Peopleを学びの要素として挙げられていますが、
①Activity(内容)よりも、④People(誰とパーティを組むか)が重要ということです。
自分と波長の合う仲間を見つけることが、仕事も学習も大切ということですね。

4:1人の先生の影響力
今回のイベントに招待して頂いたのは、大阪府立箕面高校の日野田校長先生。
37歳で史上最年少の校長先生です。
この箕面高校の生徒さんも多く参加していました。
この高校生達の意識の高いこと高いこと。
正直これが今回のイベントで一番衝撃的でした。
エレベーターピッチで30秒間に自分の志を伝えていくのですが、高校生である彼らは既に人生のビジョンを持っている子が少なくなく、成功のためのマインドセットがかなりできていました。
理由を聞いてみると、「校長先生がアレですから(笑)」と笑いながら答えてくれました。
本当にこの子達は幸せだと思います。
1人の先生との出会いで、子ども達の未来は大きく変わる。
それを目の当たりにした瞬間でした。
自分もそういう人間でありたいと思ったし、そのためにもっともっと自分を研鑽しないといけないと思いました。
これは余談ですが、この高校生達を見ていると何故か泣けてきました。
どういう感情なのかよく分かりませんが、自分の強烈な価値観がそこにはあるってことだと思います。 

最後に心に残ったフレーズをいくつか。

「Love Challenge」
「Passionを言葉や動きに込める」
「あなたの価値を分かってくれる人を世界規模で見つける」
「世界に提供したい私の価値は何か」
「幼稚園児のように学ぼう」

cube

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