NLPでは、出来事自体に意味はなく、そこに人がそれぞれ意味を与えているだけという考え方があります。
この意味づけを意図的に変えることをリフレーミング(Re-fraiming)と言います。
フレーム(枠組み)を変えるという意味で、視点や焦点を変えることで意味づけを変えるという、NLPやコーチングの基本的なテクニックの1つです。

いくつか有名な例も含めて具体例で解説しましょう。

(出来事)コップに半分だけ水が入っている
(感情)半分しかない。。
→リフレーミング→
(感情)半分も入っている

(出来事)財布を落としてしまった
(感情)ガッカリ。最悪。
→リフレーミング→
(感情)新しい財布を買うチャンス。もっと大きな災いから守ってくれた。注意してくれた。

(出来事)全員裸足のアフリカ大陸に靴を売る調査に行った
(感情)全員裸足だ。靴なんて売れるわけない。
→リフレーミング→
(感情)これは非常に大きな市場になるチャンスだ!


このように視点を変えることで、そこから生まれてくる感情や、その先にある可能性などが大きく変わります。
これがリフレーミングのテクニックです。

7つの習慣でも刺激と反応の間にはスペースがあり、そこでそれぞれ選択の自由があるという記載があります。
望ましくない感情になっているのを感じたら、その反応は選択できるということを思い出し、リフレーミングすることで望ましい反応を自分で選択するようにしてみましょう。
これがクセづけできるとエネルギーのコントロールがある程度できるようになり、おまけに幸福度も上がります。
非常にパワフルなリフレーミング、是非活用してみて下さい。 

reframe