成長するために行動はしたものの、なかなか成果が現れず、結果途中で止めてしまった。
こういう経験はありませんか?
実はこの成長と挫折のポイントは既にかなり科学で証明されています。

まず成長ということからお伝えしましょう。
人の成長は成長曲線として表すことができます。
”直線”ではなく、”曲線”であるということがポイントです。
時間と労力を費やせば費やすほどまっすぐに成長しそうな期待を多くの人が持ちますが、これは間違っています。
ほとんどの場合、効果が現れるまでにはある程度時間がかかり、その後ぐっと成長する(スパート)といったパターンを繰り返します。

この最初にも訪れやすい”学習が伸び悩んでいる時期”、または”成長曲線が水平になっている時期”を
プラトー(学習高原)と言います。
このプラトーが成長における注意点の1つ目です。
成長過程で成長が停滞する時期が誰にでもあると予測しておくだけで、精神的ダメージを低く押さえ、挫折を回避できる可能性が高まります。
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また、プラトーは成長していく過程で何度も発生します。
そして、プラトーが長く続くと、理想と現実のギャップが大きくなります。
これが注意点の2つ目です。
この時期は、”こんなに努力しているのに、全然成長していない。もうダメだ。。”と思いやすく、挫折の危険性が非常に高いタイミングです。

以上が、成長曲線とそれに潜む注意点です。
プラトーを乗り越えると、成長の波(スパート)がやってきます。
大事なのは、その大きな成長が待っていると信じ、辛いプラトーの時期をぐっと耐える精神力なのかもしれません。