”計測されるものは改善される”
という言葉があります。
バンコクでマイケル・ボルダックも同じことを言っていました。
さて、この言葉の意味について、最近実感している実体験をもとに考えてみたいと思います。

今月より引っ越した勢いでスポーツジムに通い出しました。
このジムの良いところは言い出したらキリがないので(笑)多くは語りませんが、フィットネスナビゲーターとOASIS LINKというのが運動のモチベーションを最高に高めてくれています。
※どこのジムに通っているかはもうお判りですね。東急スポーツオアシスです。念のため言っておきますが、回し者ではございません(笑)

まず、フィットネスナビゲーター。
これは、自分の体のありとあらゆるものを計測してくれる体成分分析マシンです。
体重、骨格筋量、体脂肪量(率)は当然として、各部位ごとの筋力バランス、たんぱく質やミネラルなどの体成分までバッチリ計測してくれます。
ここまで詳細に数値化されると、自分がどこを改善すべきか、そしてそのために何をしたら良いのかまでがハッキリと認識できます。

続いてOASIS LINK。
これはいわゆるアプリなのですが、上記の体の情報、運動量と消費カロリーなどがリンクしていつでもどこでも確認できます。
加えて日々の消費カロリーの目標、十分な運動ができたかどうかなどもゲーム的に表示されます。
これらの機能によりモチーベーションは常に高い位置でキープできています。

この仕組みには本当に感謝しています。計測してくれて、視える化してくれてありがとう。
では、ここで計測と改善に話を戻します。

上記の例に出したように、”計測”することで、以下のようなことが起こります。
1:自分の現在地を認識し
2:ゴールとのギャップが把握でき
3:そこに至るまでに何がどのくらい必要かイメージでき
4:日々、どれだけ近づいているかが分かる

このサイクルの中で、自分の成長が目に見えるとそれ自体が強力なモチベーションを保つ材料になりますし、
うまくいかず停滞していたなら今のアクションを変える必要があるというサインなので、これも改善へと繋がる大事なポイントとなります。

以前、”明確さは力” というエントリを書きましたが、計測により情報が明確になり、それにより改善へと繋がる力が生まれるのだと思います。
何か改善したいと思っていることがあるなら、まずは色々と計測してみて下さい。
改善のヒントやそこへ向かうエネルギーが生まれてくるかもしれません。

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