会議などで最終的に決断をする際、どのように決めれば良いかと悩んだことはありませんか?
リーダーの独断? 民主主義的に多数決?
集団で意思決定を行う際、いくつか手法がありますので、有名なところを複数整理します。

①メリット・デメリット法
その名の通り、アイデア毎にメリットとデメリットを書き出していく手法です。
全て書き出した後、最もメリットが大きく、デメリットが少ないものを選びとるというやり方です。
最も簡単に実施できるやり方の1つです。
ただ注意すべき点として、メリット・デメリットの数を単純に比較するのではなく、
それらの効果や影響力をしっかりと見極めること。
2つの小さいデメリットよりも、1つの大きなデメリットの方が影響が大きいこともあるためです。
merit


②ペイオフマトリクス
任意の2軸を選定しマトリクスを作り、アイデアを見える化し評価していく手法です。
軸の取り方は色々ありますが、よくあるのは以下のような2軸です。
・「収益性」「実現性」
・「成果」「難易度」
・「効果」「リソース(費用・手間)」
2軸を選ぶ際に注意すべき点が2つあります。
それは、①相関しなさそうな2軸を選ぶ、②目的にとって重要な2軸を選ぶ、ことです。
2軸をとったあとはアイデアをマトリクス上に配置し、評価することでアイデアの優先順位をつけたり、実施するものを選定したりします。
ちなみにマトリクスは4象限でなくとも、2×3の6象限でも、3×3の9象限でも構いません。
(大・中・小)など適宜使い分けて下さい。
payoff


③AHP法(階層分析法)
評価項目が多い場合に役立つのが、AHP法(階層分析法)です。AHPとはAnalytic Hierarchy Processの略。
1971年にピッツバーク大学のThomas L. Satty教授によって提唱されました。
評価項目が多いことに加え、それぞれについてウェイトを置きます。
例えば家を決める際、様々な評価項目がありますが、”駅近”、”価格”のように重要だと思う項目の比重を高くするといった具合です。
これは主観で決める場合もあれば、顧客へのアンケートを取ってそれに従いウェイトを決める場合もあります。
項目とウェイトが決まれば、それらに従って点数付けし、合計点を出して最終評価を行います。
項目が多いことと、重み付けをしていることで、多面的・総合的な判断が可能です。
AHP

合理性や論理が常に正しい解となるとは限りませんが、会議を結論に効率的に進める手法として知っておいて損はないかと思います。
他にも手法はありますので、機会があればご紹介します。