7つの習慣を学び直す志秦塾。
先日の土曜日が第8回でした。
毎回とても良い学びになっているので、過去の分もしっかり復習をしていこうと思います。
ということで今回はvol.2 & 3。

7つの習慣の全体像、概要について説明があり、
第1の習慣である主体性についての学びでした。
最も印象的だったのは、7つの習慣を学ぶことの目的のところ。
相互依存のパラダイムを身につけ、良好な人間関係を築くと、
周りの人たちのサポートが得られたり、その人達の資源が活用できるようになる。
人は1人では成功などできない。人格を磨くことで周りといかに良好な人間関係を築くか。
この点が最も大事であると改めて認識させられた回でした。


◆習慣の3つの要素
習慣は、知識とスキルとやる気という3つの要素からなっている。
知識(何をするか、なぜするか)、スキル(どうやってするか)、やる気(実行したい気持ち)
やる気が土台となり、その上に知識とスキルが乗っている。

◆成長と変化のプロセス
自分のあり方を変えることで見方が変わり、見方が変わることでさらにあり方が変わる。
これで上向きの螺旋状の循環が生まれる。 
このプロセスこそが、幸福を作りだすものである。
幸福とは、最終的に欲しい結果を手にいれるために、今すぐ欲しい結果を犠牲にすることによって得る果実にほかならない。
 
◆依存→自律→相互依存
自立は有意義な生活の最終的な目標ではない。
自立していても、相互依存的に考えたり行動したりできない人は、独立した生産者として好業績を上げることはあっても、チームの良いメンバーやリーダーになることはできない。
相互依存を達成している人は、他の人と深くかつ有意義な関係を築くことができ、彼らの持つ巨大な能力や可能性といった資源を自由に活用できる。
「この人が言うならやろう」こう思わせられる人は相互依存のパラダイム状態である

◆私的成功
私的成功は必ず公的成功に先立つもの。
種を蒔く前に収穫することができないのと同じように、このプロセスを逆にすることは絶対にできない。

◆7つの習慣の全体像
再新再生の習慣:7の習慣(肉体、社会・情緒、姿勢、精神)をバランスよく改善
相互依存:4、5、6の習慣(公的成功)
依存から自立へ:1、2、3の習慣(私的成功の習慣:人格育成の核)

◆効果性
効果性は2つの側面のバランス、P/PCバランスにある。
目標達成(Performance)/目標達成能力(Performance Capability)
相手に自分の感情を満たすことばかりを要求していては、人間関係は崩れる。
顧客満足をうたいながら従業員満足を無視していてはダメ。

◆第1の習慣:主体性を発揮する
自己責任が原則である。
問題は自分の外にあると考えるならば、その考え方こそが問題。

◆社会の鏡
私たちを取り巻く社会の通年、人々の意見や考え、あるいはパラダイムを総称して、社会の鏡と呼ぶ。
多くの人は、自分自身に対するパラダイムや考え方をこの社会の鏡から得ている。

◆3種類の決定論
何が性格や人格、今の自分の状況を作り出しているのか。
・遺伝子的決定論:DNA
・心理学的決定論:育ちや幼児体験
・環境的決定論:自分を取り巻く環境の中の何か、誰か

◆刺激と反応、選択の自由
人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている。
この選択の自由の中にこそ、人間の人間たる4つの独特な性質
自覚・想像力・良心・自由意思がある。

◆主体性
率先力を発揮するだけでなく、人間として自分の人生に対する責任をとること。
Responsibility(責任) = Response(反応)+Ability(能力)
主体性のある人は、「自分の反応を選択する能力」を発揮している。
責任を放棄した人は反応的(感情、状況、環境に左右される)で、
主体的な人は内面化した価値観に基づいて自らを支配するため、天気などに影響されない。

◆人生の3つの中心的価値
①経験:自分に何が起こるか
②創造:自分で作りだすもの
③態度:出来事にどのように反応するか
この3つのうち最も大切なのは態度である

◆愛
反応的な人は、愛を単なる気持ちとして捉えがち。
主体的な人は、愛は動詞。具体的な行動。


自分の芯(軸)が確立して周りがそれを理解すると人が集まってくる。
大きな夢を掴みたいなら、小さな夢は捨てなさい。
7thvol2