昨日はお世話になっている追手門学院大学 学長補佐の秦先生からお声がけいただき、
大学でファシリテーションの講義を担当させていただきました。
参加者は大学生+高校生の60名弱。
さすがにファシリの第一人者の秦先生の前なので 緊張しながらのスタートでした(^ ^;)
でも、今回の生徒さん達はこれまで先生の教育を受け、
既にファシリテーターとしての素地が培われていたため、
非常にやりやすい環境で講義をさせていただきました。

ご依頼のあった以下の2つのポイントを意識して授業を設計しました。
・ファシリテーションの全体像・スキル等を学び直す
・翌週のテストに向け、これまでの学習を復習する
つまり、新しいこと半分、復習半分というような構成で、
全体像とファシリのスキルセットのフレームは森(ライフナビ)独自の説明をし、
復習ではそのフレームの中でこれまでの学習を振り返るという構成で行いました。

これまで学んだファシリのスキルを振り返るワークでは、
沢山の意見が各グループからモリモリ出ていました。
10分で50弱出たチームも!これは予想の遥か上でした。
これまで多くを学習して来たことの表れですね。
今回の僕の役割はそれを引き出して、日常の行動に転移してもらうこと。
”知っている”と”やっている”のはやはり違うので、
学習したことを振返り、日常生活の中での活用を考え、
コミットメントしてもらうという流れで授業を進めました。
高校生も含め主体的に手を上げて発表してくれる子が多く、
協力的な学生が多かったので非常に心地よい授業をさせていただきました。 

感想文を1枚1枚ゆっくり見させてもらいましたが、
学習目標(ねらい)としていたポイントについて
しっかりと学んでくれたようなコメントが多く、
とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

抜粋ですがこんなコメントをいただきました!
「今までファシリテーションは主にコミュニケーション能力を使ってグループを引っ張っていくようなものを想像していたけど、具体的な4つのスキルがあることを理解できた。それに改めて自分に足りないファシリテーションのスキルがたくさんあったことにも気づくことができたし、これから直していける知識が増えてとてもいい時間でした」
「今日のワークは班の全員が楽しみながら沢山の案が出せてかなり理想的でした」
「今後、授業だけでなく、普段友達と話している時などでも使えるスキルが沢山あったので、日常の会話がより楽しくなるように今日学んだ場づくりのスキルを活用していきたいと思う」
「今日の授業でファシリテーションというものの構造や仕組みが理解できました。今まで何となく人と接してきましたが、今日の授業で習ったロジックを実戦で使うことができれば、ファシリテーションはもっと盛り上がり意味のあるものになるのではないかと思いました」

いや、ほんと嬉しいです。
秦先生や聴講の徳ちゃんからも沢山のフィードバックを頂き、
もっと良いファシリのための改善点にも色々と気づけました。
学習定着率の所で人に教えるのが良いという話もしたけど、
実は講師が1番成長させてもらってるんだよね。
こういう機会をいただけてることにほんと感謝しかないです。
もっと良い授業ができるようもっともっと勉強しよう!
otemon