今回は学習者の評価のしくみについて考察してみます。
学習の評価について、日本では大きく分けて形成的評価と総括的評価の2つがあります。
下の表ではその間の中間評価というものを入れて3段階にしていますのが、
(アメリカでは短期・中期・長期の3段階です)
学習の評価について、日本では大きく分けて形成的評価と総括的評価の2つがあります。
下の表ではその間の中間評価というものを入れて3段階にしていますのが、
(アメリカでは短期・中期・長期の3段階です)
中間評価とは、形成的評価と総括的評価の間の概念ということですので、
総括的評価(Summative Assessment)
これは総括という名の通り、全ての授業が終わった後に、全体を振り返って行う評価のことです。
学期末のテストや、研修の最後のアンケートなどがこれに当たります。
大きな期間を通しての学習者の理解度や到達度を測定することで、
学習者を評価したり、次年度の授業内容に反映したりするといったところが目的となります。
対して、形成的評価(Formative Assessment)というものがあります。
これは主に日々の学習を改善する目的で行われます。
従って実施のタイミングも日々の授業内で頻繁に実施されます。
形成的評価を行うことのメリットは非常に大きいです。
まず、学習者は自分自身の進捗度を知り、何が理解できていないのか等を知り、学習活動を自身で調整することができます。
また、講師としても学習者の進捗度を知ることで、その後のカリキュラムや指導方法など授業そのものを修正することができます。
総括的評価(Summative Assessment)
これは総括という名の通り、全ての授業が終わった後に、全体を振り返って行う評価のことです。
学期末のテストや、研修の最後のアンケートなどがこれに当たります。
大きな期間を通しての学習者の理解度や到達度を測定することで、
学習者を評価したり、次年度の授業内容に反映したりするといったところが目的となります。
対して、形成的評価(Formative Assessment)というものがあります。
これは主に日々の学習を改善する目的で行われます。
従って実施のタイミングも日々の授業内で頻繁に実施されます。
形成的評価を行うことのメリットは非常に大きいです。
まず、学習者は自分自身の進捗度を知り、何が理解できていないのか等を知り、学習活動を自身で調整することができます。
また、講師としても学習者の進捗度を知ることで、その後のカリキュラムや指導方法など授業そのものを修正することができます。
インストラクショナルデザインにおいて、形成的評価は非常に重要です。
学習者の状態を知らないまま講師が授業を行うと、どうしても一方通行になりがちです。
会話をするように、頻繁に学習者が何を理解しているのか、何を考えているのかを知り、
それを受けて柔軟に学習の設計を修正していく。
このインタラクションな講師と学習者のコミュニケーションがより良い授業を作っていくわけですね。
そのため、形成的評価は、授業の前・中・後など頻繁に行われることがあります。
授業の前後で、今日何を学びたいと思っているのかを話したり、
どんなことを学んだのかを振り返るチェックイン・チェックアウトや、
学習者の興味のある分野を最初に書いて把握したり、
最後に分からなかった点や疑問点などを書くEntrance/Exit Tichketなどはその例です。
期末テスト等だけが評価ではありません。
より良い授業のための形成的評価、是非活用してみてください。
学習者の状態を知らないまま講師が授業を行うと、どうしても一方通行になりがちです。
会話をするように、頻繁に学習者が何を理解しているのか、何を考えているのかを知り、
それを受けて柔軟に学習の設計を修正していく。
このインタラクションな講師と学習者のコミュニケーションがより良い授業を作っていくわけですね。
そのため、形成的評価は、授業の前・中・後など頻繁に行われることがあります。
授業の前後で、今日何を学びたいと思っているのかを話したり、
どんなことを学んだのかを振り返るチェックイン・チェックアウトや、
学習者の興味のある分野を最初に書いて把握したり、
最後に分からなかった点や疑問点などを書くEntrance/Exit Tichketなどはその例です。
期末テスト等だけが評価ではありません。
より良い授業のための形成的評価、是非活用してみてください。
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