先日の日曜日に、藤原先生とキングコング西野さんの講演会に行ってきました。
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色々な気づきをいただいたので備忘録としてここに残しておこうと思います。
ただ、藤原先生の方は写真も録音もOKとのことでしたが、西野さんの方はどちらもNGとのことなので、ここでは第1部の藤原先生の内容が中心となります。

生きる力の逆三角形

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この図にあるように、生きる力の逆三角形は、①基礎的人間力と②情報処理力、そして③情報編集力の3つで作られます。
ある程度の①基礎的人間力が土台として必要なのはイメージできると思いますが、
その上にある②情報処理力と③情報編集力のうち、藤原先生は③が特に重要だと言います。
②の情報処理力は決まった答えをはじき出す力。1+1=2を高速で計算できるような力です。
しかし、これらはAI・ロボットにはどうあがても勝てない分野。
それらの普及とともに価値はどんどん落ちていってしまいます。
対して、大事になってくるのが③情報編集力。
これは 知識や経験などを繋ぎ合わせて、「納得解」を作るスキル。
「納得解」とは、自分だけでなく周りの人たちも納得するような答えのこと。
今の社会、そして未来の社会では、「決まった答え」が求めれる機会はほとんどありません。
多くのケースが決まった答えがない中で、自分で答えを作っていかないといけないということです。
このためのスキルを情報編集力と名付けていたのは、これこそ納得、という感じでした。

そしてもう1つのキーワードが

キャリアの大三角形

なんだか三角形ばかりですが(笑)、キャリアの大三角形の話も面白いと思いました。
「どうすれば稼げる(時給を上げる)ことができるか」
この問いに対する藤原先生の答えがキャリアの大三角形を作ろう、というものでした。
稼ぐ力というのは以下の方程式で説明できます。
「技術」×「希少性」
仕事を覚えていき技術を高めていくことはもちろん大事ですが、希少性が伴わなければ価値はあがりません。
では、どのように希少性のある人材になっていくか。


・1つの仕事を1万時間かけてマスターする(100分の1の人材)
・別の仕事を1万時間かけてマスターする(100分の1の人材)
・また別の仕事を1万時間かけてマスターする(100分の1の人材)
これで、3つの分野をマスターした100万分の1(100×100×100=100万)の人材になれるというものです。
まとめると、100人の中でトップをとれるレベルで3つの仕事をマスターすれば、自ずと希少性は上がっていき、稼げる人材になれるということです。
これは自分自身のキャリアの考え方にもしっかりといきたいと思いました。 
でもマスターするには1万時間。。まだまだ修行が足りないです。。

第2部の藤原先生と西野さんの対談もかなり面白かったのですが、ネタバレは怒られそうなのでキーワードだけそっとメモしておきます。
・評価経済社会 = フォロワー数経済(広告) + 信用経済(ダイレクト課金)
・身内スタッフはS席の観客席より人気がある(お金を払ってでもボランティアしたい)
・「役に立つ」より「意味がある」
・挑戦している時に入会者は増える(失敗しても物語になるなら価値が生まれる)
・行動が先でその後にモチベーションが出てくる(教育で行動を止めてはいけない) 

 

世の中の変化をしっかりと捉え、未来や本質が見えている方達の話は刺激だらけでした。
多分会場で1番メモとったと思います(笑)
やっぱりつっ走っている人はカッコいい。