2020年前期の大学の授業が終了しました。 
今期は武蔵野学院大学のインターンシップとボランティアという実習型の授業を担当しました。
折角いただいた機会なので、色々な思いを込めて実施しました。

【社会で活躍するために必要な学びを得られる授業にしたい】
1番の思いはやっぱりココです。
自分が学生の時に学びたかったこと、経験したかったこと、
それらを得られる授業にしたい、これはずっと持っている思いです。
社会人基礎力や21世紀型スキルで言われているような
実践力、思考力、チームで働く力、ITスキル、また、
企業やNPO等社会への理解とキャリア観の醸成
「自分にもできる」という自信の獲得、
「もっと色々学びたい、成長したい」という学びへの興味の深まり、等々。
そんなこんなで色んな思いを詰め込んで実施した授業。
コロナでオンライン授業化したり、急遽協力企業・団体を増やしたり、
思うようにグループワークが進まなかったりと、最初から最後までバタバタでしたが、
最後のアンケートではとても嬉しいコメントが多く、少し安心しました。
調整や準備は大変だったけど、こういうコメントを見ると全て吹き飛んでやって良かったって思いますね。
学生の成長に貢献できること、それを見れること、これぞ教師冥利だなって思います。

ここからは蛇足的ですが、他にはこんな思いも持って設計していました。
◆産学官連携で地域に貢献したい
産学官連携は文科省も大事であると言われていることです。
各セクターが連携することで、自分達だけでは解決できない課題を解決していく。
それを実現したいと思って市役所や商工会議所(Saya-Biz)等に相談し進めてきました。

◆地域企業等への就職率UP
これも地域貢献の1つですが、授業でご協力いただいた企業やNPOへの
就職に繋げ、地元の就職率を上げたいとも思っていました。
これは結果としてある企業様から「●●さん採用したい!」という声をいただき、
具体的な就職の話を近々学生と聞きにいく予定になっています。(嬉) 

◆補助金獲得に繋げたい
大学の補助金関係に携わる方ならご存知だと思いますが、
「私立大学等改革総合支援事業」という補助金があり、
この中のタイプ3が地域貢献なので自分の授業でできる限り加点しようと思っていました。
結果、5〜6項目くらいで加点することができました。

前期の授業はなんとか無事に終了しましたが、もちろん反省点はてんこ盛り。
後期以降は今回の反省を活かし、もっともっと良い授業にしていきたいと思っています。
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