ストレングスファインダーについて書かれた『さぁ、才能に目覚めよう』の続編の、
ストレングスリーダーシップ(Strength Based Leadership)を読みました。 
『さぁ、才能に目覚めよう』では、人の強みとなり得る資質は34種類あり、
自身の上位資質を活かす仕事をした方が高パフォーマンスになりやすいことを示唆しています。
そして、今回のストレングス・リーダーシップでは、34個の資質をベースとしたリーダーシップのあり方について書かれています。

リーダーシップには4つの領域があり、34個の資質はその4領域にそれぞれ以下のように分類されます。
4つの領域すべての力の組み合わせによって、団結力のある強固なチームが完成します。
つまり、いずれかの領域にメンバーの資質が偏ったチームよりも、
4つの領域全てにバランス良く資質が分散された方が良いということになります。
strength-leadership
このことから、自身の資質が1つの領域に集中している場合、
同じチームのメンバーには他の領域の資質を持った者を集める方が良いということになります。

ちなみに、書籍についたコードを使ったテストからは、34個中のTOP5しかわかりませんが、
5850円支払えば、34個全ての資質の順位が解放され、以下のように見ることができます。
スクリーンショット 2021-01-11 18.16.41

トップ5の資質は、「活発性 ・未来志向 ・親密性 ・目標志向 ・ポジティブ」
であり、それらはうまく4つの領域に分散されていました。
あえて言うと、戦略的思考力の領域が弱いので、チームを組む場合、
戦略家と組めば良いチームになる傾向がある、ということになると思います。

就活の際にストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を使う人は多いかと思いますが、
入社後もこのような形で続けて活用すると面白いかと思います。
また、マネジメントに関わる方々にとっても、資質ベースのマネジメントという面白い視点を提供してくれると思います。