統合型STEM教育についてのメタ分析の論文をレビューします。
STEMは、科学(science), 技術(technology)、工学(engineering)、数学(mathematics)の4分野からなる学際的な領域であり、それらの異なる領域を1つに繋げるアプローチとして統合型STEM教育が注目されてきました。
その教育手法にも様々ある中、メタ分析の結果、最も効果があるとされるのがPBL(Project-based Learnig)でした。 
PBLの文献を探していたところ、STEM教育の分野でもPBLが効果が高いとされているのは嬉しい発見でした。

論文はこちら(被引用数:146件 (2024年2月5日時点))
 Mustafa, N., Ismail, Z., Tasir, Z., & Mohamad Said, M. N. H. (2016). A meta-analysis on effective strategies for integrated STEM education. Advanced Science Letters, 22(12), 4225-4228.

【メモ】
STEM教育改革は、国がグローバル経済において競争力を維持するために、現代の教育において重要な役割を担っている。
長い間、STEM分野はサイロ化されており、学生は学んだ知識を現実の問題と結びつけることができまずにいたが、一部の教育機関ではSTEM分野の統合教育が行われるようになり、このアプローチが生徒をより優れた問題解決者、論理的思考者にすることが示唆されている。

これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。