「Leadership Practice Inventory (LPI)」 というリーダーシップのアセスメントツールがあります。
提唱者であるKouzes & Posnerは、30年以上にわたる継続的な研究と何千もの事例研究を経て、優れたリーダーに共通する行動パターンを「模範的リーダーの5つの実践指針」としてまとめました。
そして、この5つの実践指針がどれくらい実行できているかを計測できるようにと開発されたのが、Leadership Practice Inventoryというアセスメントツールです。
紹介動画があるので、よかったらご覧ください。


「模範的リーダーの5つの実践指針」とは以下のような内容です。
1. Model the Way(模範となる)
2. Inspire a Shared Vision(共通のビジョンで鼓舞する)
3. Challenge The Process(現状を改革する)
4. Enable Others to Act(行動できる環境をつくる)
5. Encourage the Heart(心から励ます)
※この5つの指針については、書籍 リーダーシップ・チャレンジで詳しく紹介されています。
そして、以下が「5つの実践指針」「10の実践」「20の行動」の一覧表です(p.425)
5practices

さて、アセスメントですが、30項目の質問で構成され、1〜10点で評価していく形式です。
入力が完了すると、上記の「模範的リーダーの5つの実践」の各項目の得点が表示されます。
自分の場合はこんな感じ(エクセルで自作しました)
LPI

そしてそして、このLPIですが、学生向けのバージョンとして、
Student Leadership Practices Inventory(SLPI)もリリースされています。
「模範的リーダーの5つの実践」の内容や、質問数(30)は同じですが、スケールは1〜10点ではなく、1〜5点評価となっています。
また、質問項目は全体的に似ている部分が多いのですが、社員向けに書かれた項目は学生向けの内容に修正されています。例えば以下のような感じ。
・LPI No.21「組織の価値観に関するコンセンサスを構築する」
 ↓
・SLPI No.21「私は、私たちが合意した価値観を人々が支持していることを確認する。」
SLPI

リーダーシップは様々な側面があり、計測することが困難であるという意見もありますので、このようなアセスメントツールは貴重です。
特に、学生向けのリーダーシップ・アセスメントツールはほぼほぼ見ないので有難い発見でした。
授業でも使ってみようかなと思います。