教師の教授力改善をサポートするインストラクショナル・コーチングという概念があります。コーチングが教師の教授力向上に効果的だと議論がされ始めたのは約20年前。インストラクショナルデザインの分野でも比較的新しい概念です。ググっても日本語の記事が見当たらなかった ...
カテゴリ: インストラクショナルデザイン
#249 講師に必要な3つの知識(内容+教える方法+テクノロジー)
講師に必要な知識にはどんなものがあるでしょうか。アメリカの教育心理学者Lee Shulmanは、Pedagogical Content Knowledge(PCK)という概念を提唱しました。これは、講師には①コンテンツと②教える方法の2つの知識が必要という考え方です。例えば、英語ペラペラの人が素晴ら ...
#245 ピア・インストラクション
アクティブラーニング手法の1つ、ピア・インストラクション(Peer Instruction)についてまとめます。これは1990年頃、ハーバード大学のEric Mazur教授が考案した手法で、規模の大きな講義や、知識定着型の授業で特に有効と言われています。僕自身、大学の講義やライフナビプロ ...
#240 効果と効率の違い(Effectiveness / Efficiency)
教育の効果測定で重要な視点、”効率”と”効果”。(EfficiencyとEffectiveness)現在、インストラクショナルデザイン研究会での研究著書、Instructional-Design Theories and Models, Volume IV: The Learner-Centered Paradigm of Educationにおいても各教育プログラムをこ ...
#237 Entrance/Exit Ticket
学習者が何を感じているのかを把握する簡易なアセスメントの手法で"Exit TIcket(イグジット・チケット)”というものがあります。今読んでいるインストラクショナルデザインの本で出てきたのでググってみたのですが、日本語で解説しているのがなかったので、まとめてみまし ...